底辺

しょうもない自分語り

工業高校卒 学歴コンプレックス

僕の出身は偏差値47の工業高校電気科です

正直工業高校に進学したことは後悔しかありません 僕は親やキョウダイが高卒であったこともあり自然と高卒で就職するものなのだろうと思っていました 当時僕は特に強い興味を持った分野もなかったため楽そうな情報関係の学科を志望していました 結果は不合格 転科合格という制度で第2希望の電気科に入学しました そして進路についてなのですが色弱だったため電気関係の仕事には就けないということで進学に切り替えました 高校生活はあまり楽しいものとは言えなかったかも知れません 1年間は半ぼっちのような生活だったと思います 1年の2学期からはやけくそになって進路を意識し感情を捨てて勉強をしていました おかげで成績はクラスダントツで1位でした 前回のブログで書いた承認欲求ですが1位になったこの瞬間に抑えきれないほどの承認が得られた感覚がして身体中が震えていたのは記憶に鮮明に残っています それから1位を取るためだけに勉強していました おかげで3年間クラス1位で学科を首席で卒業でき国立大学理工学部にも合格できました 進路はなんとか満足できましたが工業高校で首席というのは正直あまり嬉しくはありません  ジュニアマイスターの特別表彰なんて言うのもとってました 普通の工業高校生ならここまで多くの表彰を受けたら満足し充実感を得られると思います しかし僕には全くその感覚はありませんでした Twitterやこれまでクラス1位を貫き通したことによって得た莫大な承認の影響で僕には進学校の人達に対する劣等感しか残っていませんでした 大学受かったんだからいいだろうと思われるのですが僕はそれだけでは劣等感は拭いきれないと思います 結局は工業高校から推薦で入った身です 胸を張ることなどできません 

今思うのですが承認欲求に支配された人間は工業高校など行くべきではないと思います 承認欲求に支配された人間が工業高校へ行くと必ずと言っていいほど学歴コンプレックスになるでしょう くだらないと思われがちなものですが精神的ダメージは大きいものです 僕は未だにこの学歴コンプレックスに苦しめられています なんとか大学で努力して充実させようとは思っていますが拭いきれないコンプレックスと隣合わせで生活するのは正直窮屈です 必ずしも学歴社会とは言いきれない世の中と言われますがあまり納得はできないものです

僕のクラスは所謂なりきりヤンキーが多いクラスでした そのような集団の中で1位ですから名誉もクソもありません 可能性を狭めて将来像をはっきりさせるのが工業高校ですが、色々な世界を知ってしまうと僕のような学歴コンプレックスにかかるのは確実です受験する前によく考えるべき高校だと思います 僕は当初就職予定だったのが進学に切り替えため学歴コンプレックスになるのは運命だったような気もします 大学に行きたいのなら間違いなく進学校に行くべきです そして中学生の勉強は甘く見ず本気でやるべきだと思います